ZOZO球団!?前澤社長、球団運営に意欲 買収?新球団?今オフにもプラン提案

 前澤友作氏
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 衣料品通販サイト「ZOZOTOWN(ゾゾタウン)」を運営するスタートトゥデイの前澤友作社長(42)が17日、自身のツイッターを通じて「プロ野球球団を持ちたいです」と発信し、球団運営に意欲を示した。計画が球団買収なのか、新球団の立ち上げかは不明だが、今オフにも球界に提案するためのプランを作るとした。球団運営が実現すれば、11年に横浜ベイスターズの経営権を取得したDeNA以来の参入となる。

 前澤氏はツイッターで「どうしても公言したい【大きな願望】があります」と投稿したあと、17日正午に再ツイート。「【大きな願望】プロ野球球団を持ちたいです」と公言した。

 所有球団のイメージについては「球団経営を通して、ファンや選手や地域の皆さまの笑顔を増やしたい。みんなで作り上げる参加型の野球球団にしたい」と説明。今後は「シーズンオフ後に球界へ提案するためのプランを作ります」と今季終了後に球団所有へ向けて動きだすとした。

 前澤氏はSNSでサッカーW杯決勝を観戦したことを報告。直後に帰国し音楽フェスも堪能したが、これが球団所有願望に火を付けたようだ。ツイッターでは「ロシアW杯からのapbankフェス。スポーツと音楽が人と人を繋げ、国境や人種や性別を超え僕たちに夢や希望や力を与えてくれる。素晴らしい、もっと感じていたい、もっと深く関わりたい。そんなことを強く思い、どうしても公言したい【大きな願望】があります」と予告していた。

 現時点で計画が球団買収なのか、新球団を立ち上げるのかは不明。ただし千葉県鎌ケ谷市出身の前澤氏は現在も同県内在住で、強い“千葉愛”がある。

 2011年1月には個人として千葉マリンスタジアムの施設運営基金に1億円を寄付。10年11月には球場の命名権獲得に失敗していたが、16年11月に2度目の挑戦で念願の命名権を取得。10年総額31億円の契約で、同年12月1日から「ZOZOマリンスタジアム」となった。また、スタートトゥデイは01年から千葉市の幕張に本社を構えるが、これはファッション業界では異例。幕張近辺に住むスタッフに「幕張手当」として月額5万円を支給する社内制度を設けるなどしている。

 買収先がロッテかどうかについて、スタートトゥデイ広報部は本紙の取材に対し「ロッテは千葉が地元ですし、マリンスタジアムの命名権を持っています。具体的には先方(交渉先)あってのことですし、今後、社内で話し合うことになります。現在は未定です。皆さんの意見を参考にして、具体的にファンの声を(チーム作りに)反映させたいと考えています」と説明した。

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