ヤクルト九回5点!連敗8で止めた 青木が激走「ベースを抱きしめにいきました」
「DeNA2-5ヤクルト」(16日、横浜スタジアム)
ヤクルト・青木の激走がチームの連敗を8で止めた。1点を追う九回無死から捕手前への内野安打で出塁すると、続く山田哲のゴロが二塁ベースを直撃。打球が右翼前に転々とするのを見て一気に三塁も回り、ヘッドスライディングで同点の生還を果たした。
「遠かったからね、1点が。ベースを抱きしめにいきました。オレ、まだまだ若いなと思ってるから」と笑った36歳。ここから打線がつながり、代打・谷内の勝ち越し適時打などで、土壇場で逆転に成功した。河田外野守備走塁コーチは「全く抜かないで走ってきてくれた。青木サマサマ」とベテランに最敬礼した。
「ベースに当たったのはラッキーだと思うけど、こういうので流れが変わると思う」と青木。後半戦開幕星から再び反攻が始まる。