ヤクルト・小川監督 8連敗に険しい表情「連敗するべくして…」

 「ヤクルト3-7巨人」(11日、神宮球場)

 ヤクルトが昨年9月以来となる8連敗を喫した。

 プロ初先発となったドラフト2位ルーキーの大下佑馬投手(三菱重工広島)が、三回途中2被弾を含む6安打5失点でKO。打線も巨人を上回る13安打で3得点のみと、畳みかけることができなかった。

 先発が崩れ、打線は好機にあと1本が出ず。連敗中に何度もあった展開に、小川淳司監督は「やはり連敗するべくして連敗している。自分たちも含めて考えていかないと」と険しい表情を浮かべた。

 昨年の7月は10連敗で球宴休みに入っており、今年も未勝利で前半戦が終了。指揮官は「2位以下は借金でまだチャンスがある。オールスターブレークで立て直していきたい」と巻き返しを誓っていた。

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