ソフトバンクと西武の監督・選手が募金活動 工藤監督「思いを届けないと」

 「ソフトバンク-西武」(16日、ヤフオクドーム)

 試合前に両チームの監督や選手が協力して、西日本豪雨災害の復興支援を呼びかける募金活動を行った。ソフトバンクからは工藤監督を筆頭に選手会長の柳田、今宮、森ら計11名。西武からも辻監督と菊池が参加した。

 午後3時40分からヤフオクドーム外周デッキのステージで約20分間行われ、多くのファンが列を作った。

 工藤監督は「貯金箱を持って並んでくれた人もいました。暑い中並んでくれて、その思いを届けないといけないと思いました。1日も早く被災地が復興するのを祈るしかないです」と神妙な面持ちで語った。また、広島出身の柳田は「友人も被害に遭っていて、いまだに断水していると聞いています。たくさんのファンの方に協力をしていただき、本当にありがたい気持ちでいっぱいです」と話した。

 この募金活動は17日の試合前にも行われる。また、ウエスタン・リーグの阪神戦が行われているタマスタ筑後でも16日から19日まで実施され、その後も両球場に募金箱が設置される。

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