今秋ドラフト候補の汎愛・羽田野が登板 9球団視察も本来の姿見せられず
「高校野球北大阪大会・2回戦・汎愛8-4関大第一」(15日、豊中ローズ球場)
汎愛が初戦を突破した。今秋ドラフト候補の最速147キロ右腕・羽田野温生(はるき)投手(3年)は、六回から2番手で登板。4回6安打3失点と本来の姿を見せられなかった。
3月に右肘を痛めて以降、調子が上がらず、この日も右肘にテーピングを巻いて登板。最速は141キロにとどまった。「ベストではなかった。状態は70%ぐらい」。スタンドでは9球団のスカウトが視察したが、七回は4安打を浴びて3失点するなど苦しんだ。
広島・鞘師スカウトは「(身長187センチで)角度があるし、将来が楽しみですね」と今後の活躍を期待した。
3回戦は履正社-摂津の勝者と対戦する。羽田野は「これから1週間、しっかり調整したい」と巻き返しを誓った。