オリックス・田嶋、後半戦間に合わない…左肘の張り回復せず

 左肘の張りのため登録抹消中のオリックスのドラフト1位・田嶋大樹投手(21)が後半戦スタートに間に合わないことが14日、明らかになった。

 福良淳一監督(58)はこの日、大阪市の舞洲BSでの練習に参加。田嶋について「左肘の強い張りがなかなか取れない。無理をさせる必要はないから」と話し、先発ローテに組み込んでいないことを明かした。これにより、16日からの日本ハム戦の先発は西、ディクソン、金子。20日からのロッテ戦はアルバース、山岡の予定だが、22日は未定となった。

 田嶋は開幕から先発ローテを守り、ここまで12試合で6勝3敗、防御率4・06。新人王の有力候補に挙がっていた。だが、左肘の張りから6月27日に出場選手登録を抹消され、ノースロー調整が続いていた。

 近くキャッチボールを再開する見込みだが、最短でも復帰は8月中旬とみられる。大事を取るなら、さらに遅れる可能性もある。22年ぶりの優勝に向け、後半戦の逆襲を目指すチームは厳しい戦いを強いられそうだ。

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