DeNA・井納 今季初先発で無失点好投「ファームで取り組んできたことを出せた」
「阪神-DeNA」(8日、甲子園球場)
今季初先発となったDeNA・井納翔一投手が、好投を見せた。課題の立ち上がりは初回2死から福留に右前打を許すも後続を打ち取り無失点。二回2死二、三塁の危機も切り抜け、5回2/3を3安打無失点に抑えた。
今季は開幕から中継ぎに転向。勝利の方程式の一角を期待されたが、2勝8ホールドを挙げるも防御率4・08と安定感を欠いた。5月23日に2軍降格後は、再び先発での調整を続け、1日の2軍戦でノーヒットノーランを達成。1軍で先発のチャンスをつかんだ。
ラミレス監督は「先発として結果を出してもらいたい」としていたが、指揮官の期待に応える好投だ。降板後、井納は「無失点に抑えられたのは良かった。攻める気持ちを常に忘れず、ファームで取り組んできたことを出せた」と話した。