堺に新球団 初代監督は元オリックス、横浜の大西氏

 野球の独立リーグ「ベースボール・ファースト・リーグ」(BFL)に加盟した大阪・堺市を拠点とする新球団の設立会見が3日、堺市内で行われた。堺市出身で初代監督を務める元オリックス、横浜などの大西宏明氏(38)らが出席して抱負を語った。

 PL学園の外野手として1998年夏の甲子園で松坂大輔(現中日)を擁する横浜と延長十七回の激闘を戦った大西氏は「松坂や(当時、PL学園主将の)平石(現楽天監督代行)がユニホームを着ている。自分も着られる喜びが大きい」と同級生の名を挙げた。その上で「松坂から本塁打を打てる選手を育てたい。平石を楽にさせられる選手を送り込みたい」とNPBのドラフト指名を受ける選手を育てる夢を語った。

 2011年に引退し、現在は大阪市内で焼き肉店を経営している。指導者経験はないが、PL学園、近大からプロ4球団を渡り歩いた経験を生かした監督像を掲げる。「決めていることは泥臭いチームづくり。そして、選手を絶対に裏切らない監督」と宣言した。

 新球団の運営は「株式会社 つくろう堺市民球団」が行い、球団名は8月をメドに公募で決める。選手、コーチ陣は未定で、今年11月にトライアウトを実施して選手を募集する。BFLは現在、大阪、兵庫、和歌山の3球団で、来季から堺を含めた4球団でリーグ戦を行う。

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