張本勲氏、誤審本塁打に「下手になった」と嘆き 審判6人制を提言

 野球評論家の張本勲氏が24日、TBS系テレビ「サンデーモーニング」に出演し、22日のオリックスとソフトバンク戦の延長十回に起きた本塁打を巡る誤審について、「下手になったね、日本のアンパイアは。世界一うまかったけどね」と残念そうに嘆いた。

 いつものように大きな声ではなく、小さな声で「喝」を入れ、「絶対、アンパイアは訂正しないんだけどね。裁判長が判決を下して覆すようなものだから。こんなことしちゃいけないんですよ。選手が信用できない」と話した。

 張本氏は「アンパイアは4人制だから、ファーストのアンパイアが見ますからね。人件費は分かるけど、線審を置かなきゃダメですよ」とも誤審の再発防止に向けて線審2人を加えた審判6人制を提言した。

 これを受けて前ヤクルト監督の真中満氏も、VTR検証について「メジャーでは第3者がビデオを見て判断する。4人の審判は関係なく、公平にできると思います。4人の審判で判断するのは難しいものがある」とも付け加えた。

 今回の試合では、同点で迎えた延長十回、中村晃の右翼ポール際の打球がスタンドイン。当初はファウルと判定された打球は、リプレー検証で本塁打とされ、これが決勝打となった。しかし、試合後、審判団がファウルだったと誤審を認めた。

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