大阪桐蔭“春夏連覇”へ!史上初の夏が始まる 「関西創価-四條畷」の勝者と対戦

 南北大阪大会抽選会後、取材に応じる大阪桐蔭・中川主将
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 第100回全国高校野球選手権記念南・北大阪大会の組み合わせ抽選会が22日、大阪市内で行われ、3回戦までの対戦が決定した。北大阪大会の優勝候補で今春センバツで連覇を果たした大阪桐蔭は、7月16日の2回戦で関西創価-四條畷の勝者と対戦することが決まった。地方大会は23日、全国のトップを切って沖縄と南北の北海道で開幕。例年2代表の北海道、東京に加えて、大阪のほかに埼玉、千葉、神奈川、愛知、兵庫、福岡が2代表制となり、史上最多の56校が出場する。

 史上初となる2度目の甲子園春夏連覇を目指す夏。大阪桐蔭は初戦から強豪と対戦する可能性が高くなった。相手は01年センバツで4強に進んだ関西創価か、四條畷。主将・中川卓也内野手(3年)は気持ちを引き締め直した。

 「相手はどこであれ粘り強いと思うし、そんな簡単には勝てないと思っている。でも、勝利に対する思いはどこよりも強いと思う。春夏連覇が一番の目標です」

 現世代は今秋ドラフト1位候補・根尾昂内野手、藤原恭大外野手(ともに3年)らを擁し、大阪桐蔭史上最強チームとも言われる。

 その名にたがわぬ実績を積み上げてきた。今春センバツは史上3校目の連覇を達成。春季大阪大会も優勝し、同近畿大会も2年連続で制して、公式戦15連勝中だ。

 それでもチーム内に浮かれる様子はない。根尾は投打で成長を続けている。センバツは右膝を痛めていた藤原も完全に復調。16、17日の香川県の招待試合では4試合で4本塁打を放った。

 チーム状態は上向きだ。スター軍団を統率する中川は気持ちを高ぶらせた。「入学した時から最後の夏が100回大会と言われてきた。いよいよだな、という気持ちです」。7月7日の大阪大会開幕まであと2週間。最高の仕上げで快挙に挑む。

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