プロ野球、勝ち越し2ランは誤審 審判団が試合後に認める

 10回ソフトバンク2死一塁、中村晃の右翼ポール際への打球の判定を巡り集まる審判団。この後リクエストで2ランの判定となったが、試合後に誤審を認めた=ほっともっと神戸
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 オリックス-ソフトバンク10回戦(ほっともっとフィールド神戸)で、試合後に審判団が誤審があったことを認めた。試合は成立しており、記録の訂正は行われない見込み。

 3-3の延長十回、ソフトバンク中村晃の放った右翼ポール際への打球がいったんはファウルと判定され、工藤監督のリクエストによるリプレー検証で2ランとなった。試合は5-3でソフトバンクが勝利。だが、試合後に映像を約20分かけて見直し、ファウルだったと認めた。オリックスの球団幹部や福良監督に伝え、日本野球機構(NPB)にも報告したという。責任審判の佐々木昌信氏は「判定が正確ではなかった」と話した。

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