中日・松坂、抹消…ファン投票断トツ1位 球宴目指し最善尽くす

 17日の西武戦で登板を回避した中日・松坂大輔投手(37)が18日、横浜市内の病院で「背部の軽度の捻挫」と診断され出場選手登録を抹消された。早ければ29日からの巨人戦(ナゴヤドーム)での復帰登板を目指す。

 東京都内で行われたNPBでの会議後に取材に応じた西山球団代表は「(筋肉や肩が)切れたり傷ついたりというものではないので、そんなに長くかからないだろう」と軽症と早期復帰の見通しを口にした。同時に「様子を見ながら動きだすことになるが、10日あれば投げられる状態になりそう」と説明した。

 球宴については「本人も『選ばれたら出たい』と話していたし、あと1カ月近くあるので大丈夫。そこを目指して最善を尽くすでしょう」という。この日NPBが発表した中間発表の最終回では、2位の巨人・菅野に10万票以上の差をつけトップだった。中間発表の度に差は広がり、選出はほぼ確実。怪物の復活を待ちわびるファンの熱意が、松坂の背中を後押しする。

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