DeNA神里 決勝三塁打 筒香欠くチーム救った

 「交流戦、オリックス0-1DeNA」(16日、京セラドーム大阪)

 DeNAのドラフト2位・神里(日本生命)が思い出の地で値千金の一打。両チーム無得点の延長十一回2死二塁。オリックス5番手・近藤の直球を捉え、右中間を破る決勝適時三塁打を放った。

 それまで4打数無安打。「いつも以上に何としても打つ、という気持ちが強かった」と神里。カウント1-1からの直球を力んで空振りしたが「相手は合ってないと考えて、次も真っすぐが来る」という冷静な読みが殊勲打を生んだ。

 筒香らを故障で欠く中で「今いるメンバーで結果を出せたのは大きい」と喜んだラミレス監督。神里が「一番濃密で、成長させてもらった2年間。来ると落ち着く」と話す社会人時代を過ごした大阪。その地で、快速巧打のリードオフマンがチームの窮地を救った。

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