ロッテ・成田 今季初登板で1回ピシャリ「チームに貢献したい」

 「交流戦、ロッテ0-5巨人」(15日、ZOZOマリンスタジアム)

 ロッテの3年目左腕・成田翔投手(20)が今季初登板。1回を三者凡退に抑えた。

 八回に2番手としてマウンドに上がり、和田を一ゴロ、亀井、長野を中飛に仕留めた。

 「マウンドに行ったら少し上がった。球が高かったので、次にチャンスをもらったら直したい」

 12日に出場選手登録された。中継ぎ陣の強化のためだが、左打者対策がメインだ。亀井を抑えたのは収穫だろう。「フライアウトを取れたのが良かったと思う」と威力のあるボールを投げた点を強調した。

 昨季は4試合に登板して0勝2敗1H。その2敗は先発してのもので、本人は今後も先発をにらんでいた。

 しかし、ファームでは川越投手コーチから「いろいろできるようにしておくように」と言われていた。

 「チャンスをしっかりモノにしてチームに貢献したい。中継ぎで出て次のステップに進みたい」

 3年目の左腕が与えられた役割をテコに飛躍を期す。

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