35年ぶり出場の広島大、常連・東北福祉大に完敗 大会初白星はお預けに…

 「全日本大学野球選手権・1回戦、東北福祉大8-3広島大」(12日、東京ドーム)

 35年ぶり3回目の出場となった広島大は初戦で姿を消した。プロ注目・中田朋輝投手(4年・宇部)は先発するも6回8失点。エースが振るわず、同大学大会初白星はまたもお預けとなった。

 全国デビューは苦い経験となった。3年連続33回目の出場で過去2度の優勝を誇る東北福祉大との対決。強豪相手にMAX148キロを誇る直球が思うように決まらない。高めに浮く球が目立ち、三回と六回に集中打を浴びた。「冷静さを欠いて、自分のペースで投げられなかった。実力不足」とKOされ唇をかんだ。

 国立大の右腕は「全国というものがどういうものかわかった」とこの経験をむだにはしない。この日最速は145キロを計測し、コースに決まった変化球では空振りを奪った。秋への課題は最大の武器である真っすぐの質を向上させること。レベルアップして、もう一度全国の舞台に戻ってくる。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

野球最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス