オリックス・田嶋、自己ワースト8失点 雨らめし6四球…福良監督は責めず

 「交流戦、ヤクルト9-5オリックス」(10日、神宮球場)

 降りしきる雨の中、オリックスのドラフト1位・田嶋大樹投手(JR東日本)はマウンドを降りた。四回途中、自己ワーストの8失点でKO。唇をかんでベンチへと消えた。

 試合前から降りしきる雨。マウンドの状態は最悪だった。踏ん張れない足場で制球を乱し、自慢の制球力は影を潜め、ワーストの6四球。バレンティンに一発を浴びるなど投球にならなかった。

 「試合をつくれなくて申し訳なかった。これを糧にしたい」

 これで8カードぶりのカード負け越しとなり、貯金0となった。それでも福良監督は「いつもと違った。田嶋らしさがなかった。(マウンド状態が悪く)足が踏ん張れなかった。かわいそうなことをした」とルーキーを責めることはなかった。

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