早大が慶大の完全優勝を阻止 慶大は日本一へ気合

 「東京六大学野球、早大1-0慶大」(4日、神宮球場)

 早大が慶大を1-0で破り、2勝1敗の勝ち点3で明大と並ぶ3位となった。2季連続優勝を決めていた慶大は同4で、全校から勝ち点を挙げる完全優勝を逃した。早大は0-0の延長十一回に小太刀緒飛外野手(4年・日本文理)がソロ本塁打を放った。全日程を終え、立大が2位、法大が5位、東大が6位。法大の中村浩人捕手(4年・多良木)が打率・450で首位打者に、立大の田中誠也投手(3年・大阪桐蔭)が1・16で最優秀防御率にともに初めて輝いた。

 慶大は最終カードで勝ち点を落とし、2011年春以来の完全優勝はならなかった。両投手陣の力投で延長にもつれる好試合だったが、逸機が響いた。大久保秀昭監督(48)はやや複雑な表情で「早稲田に勝つという宿題は秋へ残し、次は日本一を目指す」と11日開幕の全日本大学選手権へ気持ちを切り替えた。

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