「阪神２－０ヤクルト」（２４日、甲子園球場）

　ヤクルトが完封負け。今季３度目の５連敗で借金１０となった。

　下半身のコンディション不良から約１カ月半ぶりに１軍復帰した畠山をスタメン起用。青木を今季初の２番に据えたが、阪神・秋山の前に打線が沈黙。八回１死一、三塁の好機も、代打・荒木が見逃し三振、山田哲が右飛に倒れた。

　７回無失点と好投の先発・ハフを援護できず。八回にリリーフ陣が決勝の２点を奪われた。

　小川淳司監督は「チャンスはあそこの１回（八回）だけだったので。そういうところで得点できていないのが現状。打者の状態も含めてつながっていない。いずれにしても０点では勝てない」と厳しい表情。「明日から神宮に帰るので、切り替えてやるしかない」と懸命に前を向いた。