「ソフトバンク－西武」（２２日、ヤフオクドーム）

　４連敗中のソフトバンクが先制した。

　西武先発のカスティーヨの立ち上がりを攻め、初回２死一、二塁から、松田が左前へ先制適時打。「打ったのはストレート。最初のチャンスで先制できて良かったです。摂津さんの今季初登板なので、みんなで打って勝ちをつけてあげたい」と振り返った。

　二回には２死満塁から柳田が右前へはじき返し、１点を加えた。柳田は「打ったのはスライダー。自分のスイングをする事だけを考えて集中して打席に入りました。追加点取れて良かったです」。

　続く四回には中村晃が右越えに５号２ランを放ち、加点。今季初登板初先発となった摂津を援護。摂津も五回を投げ終え、３安打５四球無失点。毎回走者を出したが、後続を断って得点を許さず、５点リードで勝ち投手の権利を手にしてマウンドを２番手の嘉弥真に譲った。

　１０２球の熱投となった摂津だが、勝ち投手となれば、２０１６年９月１１日の西武戦以来、６１８日ぶりとなる。