東海大相模 プロ注目・森下のサヨナラ弾で花咲徳栄を撃破

9回、サヨナラ本塁打を放つ東海大相模・森下
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 「春季高校野球関東大会・2回戦、東海大相模8-7花咲徳栄」(20日、ゼットエーボールパーク)

 東海大相模が打撃戦を制し、8強進出を決めた。4点差を追いつかれた直後の九回にプロ注目の森下翔太外野手(3年)が高校通算47号となるサヨナラ本塁打。劇的な一打で初戦を飾った。

 主砲がチームを救った。土壇場で同点とされ迎えた九回2死走者なし。「長打が欲しい場面。狙いました」とスライダーを振り抜いた。打球が左中間へと吸い込まれたことを確認すると、ダイヤモンドを一周しながらガッツポーズ。本塁ベース上にできた歓喜の輪に飛び込んだ。

 久々の感触を味わった。右の大砲として熱視線を浴びながら3月12日の練習試合以来、一発が出ず。「全然打てなくてチームに迷惑をかけていた」と責任を感じていた。不振の間も昨秋から取り組む体幹トレを地道に続け、2カ月ぶりのアーチで試合を決めた。

 主将の小松勇輝内野手(3年)が故障で欠場する中、代役1番を担っている。「自分が軸となって試合を作っていかなければ」と森下。チームの柱としていっそうの重責を背負いながら引っ張っていく。

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