「東京六大学野球、明大８－６立大」（１３日、神宮球場）

　明大は立大に雪辱し１勝１敗とした。先発の伊勢大夢（ひろむ）投手（３年・九州学院）が６回２失点、１本塁打と投打で活躍。竹田祐投手（１年・履正社）らが後を受け、逃げ切った。

　竹田が雨中の熱戦を締めた。「野球人生で初めて」という土砂降りの中、七回途中から登板。自らの暴投で１失点するも、「とりあえずストライクを取ろう」と粘る立大打線を振り切った。九回が始まる前にはマウンドに土を入れるように要求する場面も。新人離れした冷静さに善波達也監督（５５）は「メンタルが強い」と称えた。