野球 高校日本代表、コーチ陣を発表 ヘッドコーチは八戸学院光星の仲井監督が就任
日本高校野球連盟は25日、大阪市内で理事会を開き、9月に宮崎で開催される「第12回 BFA U18アジア野球選手権大会」に出場する高校日本代表のヘッドコーチに八戸学院光星(青森)の仲井宗基監督(47)、コーチに北海(北海道)の平川敦監督(47)、作新学院(栃木)の小針崇宏監督(34)が就任すると発表した。
3人の任期は1年。監督は、報徳学園(兵庫)前監督の永田裕治氏(54)の就任が決まっており、首脳陣の4人全員が甲子園で決勝を経験している豪華な布陣となった。
仲井ヘッドコーチは、2010年に八戸学院光星の監督に就任。2011年夏から3季連続の甲子園準優勝へ導いた。教え子にはロッテ・田村龍弘、阪神・北條史也らがいる。15年のU-18W杯などでコーチを務めた実績もある。
また、桜宮(大阪)でプレーした高校時代は、永田監督が同校のコーチだった。“師弟関係”にあり、指揮官とは気心が知れた仲でもある。
平川コーチは1998年に北海の監督に就任。夏の甲子園に全国最多38回の出場を誇る名門を率いて、2016年には初の夏の甲子園決勝進出へ導いている。日本代表では主に投手の指導にあたる。
小針コーチは2006年に作新学院の監督に就任。2016年夏に全国制覇を果たしている。日本代表では主に守備走塁の指導にあたる。
代表チームの第1次候補選手は6月15日に発表される。
また、日本代表は「第12回 BFA U18アジア野球選手権大会」で3位以内に入れば、来年のU-18W杯への出場権を得る。