ソフトバンク・東浜、苦しんで今季初星 5回2/3で130球、強襲打で降板

 「ソフトバンク5-3楽天」(17日、ヤフオクドーム)

 4連勝に沸く試合後のベンチ裏。右脚を引きずりながら、ソフトバンク・東浜がようやく表情を緩めた。「チームが勝って良かったです。(右脚の)特効薬になると思います」。野手と救援陣への感謝が言葉ににじみ出た。

 5回2/3で球数は130を要した。四回の1イニングだけで43球。六回は今江と岡島のソロで1点差に迫られ、嶋の投手強襲安打で降板した。

 3度目の先発で手にした今季初勝利だが、万全にはほど遠い投球内容だったことも確か。特に試合中盤の「一発病」は改善が不可欠。被本塁打数は早くも6本に達し、うち5本を中盤の六回に浴びている。岩崎を故障で欠き、サファテもこの日登板を回避するなど万全でない救援陣の負担を軽くするためにも、16勝を挙げた昨季の安定感を取り戻したい。

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