大阪桐蔭・根尾 153球熱投で11奪三振 甲子園初先発「気持ちよかった」

8回、気迫の投球でピンチを切り抜ける大阪桐蔭・根尾(撮影・田中太一)
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 「選抜高校野球・3回戦、大阪桐蔭5-1明秀学園日立」(31日、甲子園球場)

 連覇を狙う大阪桐蔭(大阪)が2年連続ベスト8に進出した。先発した根尾昂内野手(3年)が11奪三振完投、打っては五回にタイムリーを放つ活躍をみせた。

 153球の熱投で4安打1失点。ストレートは最速147キロをマークした。九回に明秀学園日立(茨城)・細川拓哉投手(3年)にソロ本塁打を浴び、その後も2死満塁まで攻め立てられたが、最後は三振で切り抜けた。11奪三振にも「まったく満足していない。無駄な四球が多かった」と9四球を反省した。

 投打ともにプロ注目選手ながら、甲子園初先発。「すごく気持ちよかった。素晴らしいと思いました」と振り返った。

 西谷浩一監督は「根尾は気持ちが強い子。さすが、と思って見ていた」とたたえた。連覇については「大会中の成長が何より必要。連覇を口にできる状況ではない」とかぶとの緒を締めた。

 この勝利で大阪勢センバツ200勝目となった。

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