DeNAラミレス監督、開幕からスクランブル 五回からでも継投「勝つことが重要」

 開幕からスクランブル態勢だ。DeNAのアレックス・ラミレス監督(43)は27日、故障者続出で若手中心となった先発陣を考慮し、開幕から五回からでも継投に入る総力戦で臨む考えを明かした。

 3月に入り今永、浜口、ウィーランドと先発4本柱のうち3人が次々と故障離脱。これにより開幕ローテは石田、バリオスに加え、2年目の京山、4年目の飯塚、ドラフト1位左腕・東(立命大)が担うことになった。

 ソフトバンク時代は中継ぎのバリオスを含め、1軍での先発経験が浅い投手ばかり。ラミレス監督は「三上、砂田も五回ぐらいから行ってもらう可能性も出る」と、昨季の勝ちパターンの投手を中盤からつぎ込むことを視野に入れる。

 今季から七回以降は井納、パットン、山崎が各1イニングを投げる。それだけに「あとは五、六回をどう切り抜けるか。どういう勝ち方でも勝ちは勝ち。勝つことが重要」。なりふり構わない継投で、この窮地を乗り切る。

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