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星野氏背番号「77」を永久欠番に 楽天・三木谷オーナー号泣弔辞で誓った

 1月4日にすい臓がんのため70歳で逝去した楽天・星野仙一球団副会長のお別れの会が19日、都内ホテルで開かれた。プロアマ球界、芸能界などから約1500人が参列し、闘将の在りし日をしのんだ。楽天・三木谷浩史オーナー(53)は号泣しながら弔辞を読み上げ、星野氏がつけた背番号「77」を永久欠番とすることを明言した。

 こみ上げる涙を何度もぬぐい、総帥は亡き闘将へのメッセージを読み上げた。おえつを漏らしながら言葉を紡ぐと、星野副会長が監督時代につけた背番号「77」を球団初の永久欠番とすることを誓い、約8分間の弔辞を締めくくった。

 「77番は大切に、楽天イーグルスの永久の宝物として取っておくことを報告させていただくことで、私の弔辞とさせていただきます」

 楽天を球団初の優勝&日本一に導いた類いまれなリーダーシップとカリスマ性は人々をひきつけてやまなかった。「歴史に残る監督」と称えた同オーナーは、永久欠番としてその功績を球団に刻むことを、ほほえむ遺影の闘将に伝えた。

 また今季、チームがユニホームの左胸裏に「77」を付けて臨むことも明かした。開幕から着用できるように準備を進めており、天国の星野氏への思いを通し、全員が一丸となる。

 三木谷オーナーが星野氏と出会ったのは14年前。球界再編騒動がぼっ発した2004年に初めて対面。当時を思い出し、声を詰まらせた。「君みたいな若い人がプロ野球界に参入して、新しい風を作れと…。星野さんの一言に背中を押され、参入に興味を持ちました」。運命だった。それから6年後の2010年オフに監督就任を要請。東北に奇跡を呼んだ。

 一昨年7月、がんを宣告された星野副会長は、三木谷オーナーと立花球団社長にだけ真実を告げた。「絶対に秘密にしてくれということで…。友人にも知らせなかったのも、星野さんらしい生き方でした」。闘将は死期を悟っていたのか、「オープン戦か開幕戦の前くらいにこういう会をとおっしゃっていた」と同オーナー。早すぎる死を惜しむとともに、その壮絶な生きざまを改めて受け止めた。

 開幕まであと10日。「イーグルスに、天国からゲキを飛ばしてください」。涙をふき、闘将とともに戦い続ける。

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