智弁和歌山・高嶋監督 ドラフト候補スラッガー林の復活に

抽選会場で笑顔を見せる智弁和歌山・高嶋監督
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 「選抜高校野球・抽選会」(16日、大阪・オーバルホール)

 ドラフト候補の通算33本塁打、林晃汰内野手(2年)を擁する智弁和歌山(和歌山)は富山商(富山)と第3日第2試合での対戦が決まった。

 高嶋仁監督は「林が帰ってきて、チームの雰囲気が全然違う。ゲームを落ち着いてやっている」と、右肘故障のため昨秋の大会でベンチ外だったスラッガーに期待を寄せた。今春の練習試合で4本塁打を放っている。

 順調に勝ち進めば、準々決勝で智弁学園(奈良)との“兄弟校対決”が実現する。ライバルと目する大阪桐蔭(大阪)とは、ブロックが違うため決勝戦まで対戦しない。高嶋監督は「逃げましたね」とニヤリ。「その前に明徳義塾(高知)がおるから、気合入れていかんとね。あまりいじめんといて、と…」と、目の前の1戦1戦を見据えた。

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