センバツ連覇懸かる大阪桐蔭、練習試合で大勝 根尾ら1イニング3アーチで19点奪う

 「高校野球・練習試合、大阪桐蔭19-0関西学院」(8日、関学大グラウンド)

 練習試合が解禁となり、今春のセンバツで史上3校目の連覇を狙う大阪桐蔭が、関西学院と対戦し、対外試合初戦を大勝で飾った。

 投打で最高の滑り出しを見せた。五回は今秋ドラフト1位候補の4番・根尾昂内野手(2年)が、高校通算21本目となる左越えソロを放った。さらに山田健太内野手(2年)が2ラン、宮崎仁斗外野手(2年)も3ランを放ち、1イニング3本塁打を記録。今秋ドラフト上位候補・藤原恭大外野手(2年)は右膝痛で先発を外れたが、圧巻の攻撃力を見せた。

 投手陣も先発の柿木蓮投手(2年)が3回無失点、横川凱投手(2年)も3回無失点だった。

 4番として副主将として、チームを引っ張る根尾は「個人的には打撃もピッチングも徐々に上がっている。試合を通じてもっと上げていけるようにしたい。(4番として)ヒットは出ているけど、まだ打ち損じがある。もっと確率を上げたい」と振り返った。

 西谷浩一監督は「ポイント、ポイントで打線がよく打ってくれた。3月8日を目標にやってきて突破できたので、次へつなげたいですね」と振り返った。大阪桐蔭は10日から沖縄へ遠征し、練習試合5試合を行う。

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