日本ハム・清宮 4打席連続三振…ライバル・桜井からも3球三振

 「オープン戦、日本ハム1-1DeNA」(11日、鎌ケ谷スタジアム)

 初春の鎌ケ谷が大きなため息に包まれる。2試合連続スタメン出場の日本ハムドラフト1位・清宮(早実)が4打席連続三振。プロの壁は想像以上に高い。因縁のライバルとの再戦にも、あっけなく敗れた。

 0-1の六回2死一、二塁。前打者・大田が申告敬遠で歩き、ゆっくりと打席に入った。マウンド上にはDeNAのドラフト5位・桜井。16年秋の東京都大会決勝で5連続三振を喫した因縁の相手だ。しかし変化球2球で追い込まれると、最後は外角直球を見逃し三振。「スライダーしか狙っていなかったです。(直球は)『ごめんなさい』と…」。完敗だった。

 この日は3投手と対戦し、投じられた球のほとんどが変化球だった。的を絞りきれず、仕留められない。「キレがありますし、直球を打ちにいきながら打つのは難しい」と清宮。一方で栗山監督は、成長のチャンスと捉える。内容次第で13日以降の2軍戦起用も視野に入れていたが、迷いなく言い切った。

 「素晴らしい経験をしていると思うし、確実に力に変えてくれると思う。内容がそういうふうになってるから」

 13日の広島戦(マツダ)以降も1軍に帯同することが決まった。現在オープン戦7試合で19打席連続無安打だが、自分を信じて前に進んでいく。

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