ロッテ涌井が3回1失点「前回よりバランスも良かった」 変化球試し充実
「オープン戦、ソフトバンク-ロッテ」(10日、タマホームスタジアム筑後)
4年連続、西武時代を含めると9度目の開幕投手が決まったロッテ・涌井秀章投手(31)が先発し、3回を被安打1、1失点と無難な投球を見せた。「この時期は前回の登板より良くなっていればと思って投げました」と振り返った。
3日の日本ハム戦では先発して2回を無安打で無失点だった。「前回よりバランスも良かったし、腕も振れました。今日は前回使わなかったスライダー、シュート、スプリットと一通り試せました」と満足そうだった。
井口監督は「本人に(開幕投手を)伝えました。これまでの実績があるし、任せられると判断しました」と話している。涌井は「ここまで順調に来ているかと思います」と3月30日の楽天戦をにらんでいた。