日本ハム・ドラ1清宮またフェン直二塁打 中田交代後に4番「うれしかった」
「練習試合、日本ハム7-0ラミゴ」(1日、札幌ドーム)
日本ハムのドラフト1位・清宮幸太郎内野手(18)=早実=が1日、台湾・ラミゴ戦(札幌ドーム)に四回の一塁守備から途中出場。前夜に続く2試合連続の二塁打を放った。
見せ場は4-0で迎えた五回2死。左腕の初球を迷いなくスイングし、打球は一直線に中堅やや左に伸びた。“プロ初安打”を奏でた2月28日の同戦と同じ、フェンス直撃の二塁打。「昨日の最後の三振は受け身になっていたので、打ちにいく中で見極めようと思いました」と反省を生かした一振りだった。
栗山監督も「ボール球は振らないし、内容がいい」と納得の表情だ。投手によるタイミングの取り方など、まだ課題はある。それでも、世代屈指の打撃には成長曲線が見える。
「やっぱり4番は特別なもので。あんまりこだわりはないんですけど、かっこいいですしすごくうれしかったです」。一塁で先発出場した中田に代わって座った主砲の椅子に、清宮の向上心はかき立てられた。両手に残る確かな手応えを頼りに、まずは開幕1軍を手繰り寄せる。