日本ハム・清宮 キャンプ地電撃訪問のサファテ撃ち誓う 

緒方野手総合コーチの助言を聞くドラフト1位・清宮
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 「日本ハム春季キャンプ」(5日、スコッツデール)

 日本ハムのドラフト1位・清宮幸太郎内野手(18)=早実=が、“サファテ撃ち”を誓った。昨季54セーブの日本新記録を樹立したソフトバンクのデニス・サファテ投手(36)がキャンプ地を電撃訪問。高校通算111本塁打を誇る怪物は対戦を心待ちにした。

 清宮が走塁練習に取り組んでいた時だ。突然、敵軍の最強クローザーが現れた。サファテは「甲子園をよく見ていたよ。素晴らしいスイングをするね。対戦するのが楽しみだな」と黄金ルーキーとの対決を熱望した。

 自宅から球場まで車で数十分で、家族の用事ついでに昨季まで同僚だった鶴岡を激励に訪れた。清宮が右手親指を痛めていることも知っており「大丈夫なのか」と逆取材。シーズンでは「真っすぐは投げない。フォークとカーブで抑えるよ」と先制“口撃”した。

 右腕の存在に気づかなかった清宮だが、報道陣から伝え聞くと「打ったら自信になると思いますし、(対戦)してみたいです」と攻略を宣言。「そういう投手を打てるようになれば、プロになったと思えるのかな」と胸を躍らせた。故障の完治へ、この日も打撃練習は全て回避。全体練習後は個別で緒方野手総合コーチから走塁を指導された。サファテからのメッセージを意気に感じ、真剣勝負の時を目指す。

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