智弁和歌山・元阪神捕手の中谷コーチも気合十分「大阪桐蔭を意識してやってきた」

 「選抜高校野球大会選考委員会」(26日、オーバルホール)

 4年ぶり12度目の出場を決めた智弁和歌山ナインは和歌山市内の同校で朗報を受けた。甲子園での監督通算出場数が歴代最多37度目となる高嶋仁監督(71)は、春の甲子園通勝利もあと5勝で中村順司氏(PL学園)の31勝に並ぶ。優勝で届く数字に「それなら(優勝)せなしゃあない」と冗談交じりに言うが、手応えは十分ある。

 昨年、母校の指導者に就任したプロ野球元阪神などの中谷仁コーチ(38)も「日頃の練習から大阪桐蔭を意識して声を出しながらやってきた。今年は何とか勝利したい」と“打倒大阪桐蔭”に気合十分。昨夏の甲子園もコーチとして経験し「去年のチームから自分たちの代になって、個々に感じていることがある」と教え子の成長に期待していた。

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