DeNA・ラミレス監督「いい変更」 リクエスト制度も申告敬遠制も歓迎
12球団監督会議が25日、都内のホテルで開催された。NPBは今季から導入するリプレー検証制度「リクエスト」などを各監督に説明。監督側からは、一連の動作から“流れでアウト”となっていたような併殺プレーでの二塁封殺について、二塁カバーに入った野手が捕球の際にベースから離れたとして厳密にリクエストするべきかなどの意見も出た。
12球団監督会議に出席したDeNAのアレックス・ラミレス監督(43)は、リクエスト制度について「やってみないと分からないが、悪いものではないと思う」と期待を込めた。指揮官が挙げたのは抗議の内容。「今まではチームを代表して戦っているんだ、という部分で抗議をしなきゃいけない時もあった」と明かし「新しいものを導入することで、そういった部分が改善されるのであれば、非常にいい変更」とした。
また、申告敬遠制は歓迎。「ウチにとってはいい変更かな。6回で80~90球なら、もう1イニング投げられるかもしれない」。敬遠分の球数が減ることで、先発を続投させる可能性が広がるとし「途中から投げなくていいのも、どの投手に対してもフェアなルール」と認めた。