オリックス、天理・太田Jr.譲れない!父はチームの打撃投手

 オリックスは11日、大阪市内の球団事務所で今年初めてとなるスカウト会議を開き、約300人をリストアップした。長村裕之球団本部長(59)は「関西には楽しみな選手がいる。彼らが冬を越えてどのくらい伸びているか注目したい。太田君も入ってる。ええ体しとるし甲子園にも出てるしね」と話した。

 今秋ドラフトの目玉と目される大阪桐蔭の根尾昂内野手、藤原恭大外野手、報徳学園の小園海斗内野手と並び、天理・太田椋(りょう)内野手に注目していく考えを明かした。というのも太田の父・暁(さとる)氏はオリックス打撃投手。そんな縁のある選手を簡単に他球団に手渡すわけにはいかないからだ。

 太田は名門・天理で1年からクリーンアップを打つなど、高校通算18本塁打の打力も魅力だが、あるスカウトによると「小園、根尾と比べても太田の守備は抜群」という守備力が売りの遊撃手だ。チームはポスト安達の育成は急務。逸材に熱視線を送っていくことになりそうだ。

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