ヤクルトの中尾輝投手（２３）らアジアウィンターリーグに参加していた５選手と小野寺力投手コーチ、森岡良介内野守備走塁コーチが２０日、東京・港区の球団事務所で報告を行った。中尾は「いい結果が残せたので来季につなげていきたい」と話した。

　中継ぎとして９試合に登板し、防御率０・９３。課題としていたフォーク、制球力が改善され「フォークは腕が振れてストンと落ちたし、ストレートも勝負球で投げられた」。秋季キャンプで体重が「３キロぐらい減った」と８１キロまで落としたことも好結果の一因になったという。

　年末年始は実家の愛知に帰省する予定。食の誘惑も多い時期だが「食べ過ぎないように気をつけます」と苦笑いを浮かべていた。