ロッテ・角中 1000万減で更改 FA取得見込みの来季は「3割」ノルマに
ロッテ・角中勝也外野手(30)が19日、ZOZOマリンスタジアム内で契約更改交渉に臨み、1000万円減の1億3100万円でサインをした。(金額は推定)
角中はサバサバした表情だった。
「ダウンです。想定していた通りです。(成績の)数字が自分の設定以下だったので、金額に対しては何も言えない」
昨季は143試合に出場。打率・339で自身2度目の首位打者、178安打で自身初の最多安打を獲得した。だが、今季は110試合で打率・269、8本塁打、44打点に終わった。
4月13日のオリックス戦で右脇腹を痛めて戦線離脱。復帰は約40日後の5月23日のソフトバンク戦だった。この離脱が響いた。
球団は3年の複数年契約と単年契約の2種類を提示した。角中は迷うことなく単年を選択した。
「(複数年契約は)自分にとっては魅力的ではなかった」と話したように、来季は順調にいけばFAの権利を取得する。
だが、角中は「いまのところFAする気はない。年齢的にもFAするとしたら、来年しかないという気持も多少はある」と話す。来季は堂々たる成績を収めて、「ベースを上げて複数年を提示してくれないかなの思いもある」という。
来季の第1目標は最低3割。「やるべき人がやらないとこのチームはダメ。3割打たないと(チームに)影響してくると思う」
だれもが認めるロッテの打者NO・1。FA権に関しては「しっかり来年やる。そこから実際に取得して権利をしっかり考えたいと思います」
角中、チームのためにも自身のためにも来季の活躍を期す。



