プロ野球経験者が高校、大学で指導するための学生野球資格回復制度のアマ側研修会が9日、都内で始まった。レッドソックスなどでプレーした岡島秀樹氏らプロ側の研修を受講した79人が出席した。1日目は体罰の禁止など、7項目の講義が約6時間行われた。
07年にはレ軍のワールドシリーズ制覇にも貢献した岡島氏は「日本の野球人口が減っている。日本と米国の野球を経験したことを生かして、野球人口を多くできるようにしたい」と受講理由を説明。「勉強は久しぶりで高校以来。まずはいろんな面でお世話になった母校(京都・東山高)で指導できるように、徐々にやっていきたい」と話した。
研修は10日まで行われる。