楽天・細川、出場20戦でも現状維持 コーチ的役割認められた
楽天・細川亨捕手(37)が7日、仙台市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、現状維持の2000万円でサインした。20試合出場ながら、バッテリーに的確なアドバイスを送るコーチ的役割が認められた。
イニング間にブルペンとベンチを何度も往復したベテラン。「嶋やピッチャーたちに、聞かれたら言えるところは言ってきました」。安部井チーム統括本部長は「プレーヤー以外の献身的な貢献度を評価しました」と説明。松井稼が西武に移籍し、チーム最年長となった細川に、その役割は来季も求められる。
試合でマスクを被るのが第一だが、もう一つ目標がある。現在歴代7位の294犠打。捕手の最多は西武時代の恩師・伊東勤氏の305犠打(同4位)。「あと11。ここを超えたい」と“金字塔”を目指すことも誓った。