侍J薮田2回2失点も「思ったより投げられた」

 「練習試合、日本3-3日本ハム」(12日、清武SOKKENスタジアム)

 稲葉ジャパン初戦の先発を任された薮田(広島)が2回2失点。「結果は全然ですけど、思ったよりも投げられた」と20日ぶりの登板にも、まずまずの手応えを得た様子だ。

 初回は先頭の西川に四球を与えてしまったが、後続を3人で打ち取り無失点。だが二回は連打を浴び、犠打で1死二、三塁。太田に右翼フェンス直撃の二塁打を許し、2点を失った。

 課題も明確になった。「ストレートの球威がバラバラだった」。初戦の16日・韓国戦までに安定感のある投球を求め、きっちり修正していく考えだ。

 稲葉監督は「試合までにしっかりと調整してくれると信じています」と信頼は変わらず。右腕も「もっと自分の理想のボールに近づけるようにしたい」と万全の準備を整え、本戦に向かう。

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