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広島・薮田 侍J開幕・韓国戦先発 リーグ戦連覇の力投評価

 「侍ジャパン合宿」(9日、清武SOKKENスタジアム)

 16日開幕の「ENEOS アジアプロ野球チャンピオンシップ2017」に出場する侍ジャパンは9日、宮崎市の清武SOKKENスタジアムで合宿を開始した。初戦の16日・韓国戦先発は広島・薮田和樹投手(25)が務めることが判明。12日の日本ハムとの練習試合でも先発を任され、稲葉ジャパンでは“W開幕投手”となる。薮田は指揮官からの信頼に勝利で応える意気込みを示した。

 胸や背中に日の丸があった。初めて袖を通した誇り高きユニホームに、薮田は責任を強く感じた。国を背負った戦いは、勝利だけが求められる。表情を引き締め、丁寧に言葉をつむいだ。

 「日の丸をつけることは、テレビの中の世界だった。本当に想像していなかったことだし、夢のようです。選ばれた者として、期待に応えないといけないと思っています」

 稲葉ジャパンとなって初の国際大会。指揮官は韓国戦先発について問われると、個人名を挙げることこそ避けたが「一番、良い投手を当てる。初戦なので特に。どうしても勝ちたい」と話した。薮田は今季15勝3敗で防御率2・58。最高勝率のタイトルを獲得し、勝利数は菅野に次ぐ2位だった。稲葉監督が「右のエース」と評価する薮田が、リーグ連覇に貢献した力投によってハートを射止めた。

 8日にチーム宿舎に入った薮田は、部屋でユニホームを手にした瞬間、日本代表としての「実感が湧いてきた」という。この日朝のミーティングでも稲葉監督の「ジャパンというチームは勝たないといけない。野球界のトップチームとして、かがみでないといけない」という言葉に心が震えた。20年の東京五輪出場も目標に掲げる。勝利への気持ちは、強さを増した。

 合宿初日の練習はキャッチボールやダッシュのみの軽めの調整。10日に登板日前々日のルーティンであるブルペンに入り、12日の日本ハム戦に備える。練習試合初戦と本大会初戦の“W開幕投手”は、チームからの信頼の厚さを物語っている。

 「相手のことはわからない。これから映像とかを見て最終確認したい。でも自分の投球をするだけです」。自らの代表デビュー戦は、アジアの頂点を目指す戦いでもある。負けるわけにいかない。

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