智弁和歌山・高嶋監督、敗戦にも投手陣に手応え「自信になったと思う」

高校野球秋季近畿大会決勝・大阪桐蔭戦で、四回の攻撃前に選手に指示を出す智弁和歌山・高嶋監督(右から4人目)=シティ信金スタジアム
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 「秋季高校野球近畿大会・決勝、大阪桐蔭1-0智弁和歌山」(5日、シティ信金スタジアム)

 智弁和歌山・高嶋仁監督(71)は、投手陣に手応えをつかんだ様子だった。

 先発の背番号10・小堀颯投手(2年)は5回4安打無失点。2番手の背番号11・池田陽佑投手(1年)は六回2死で根尾に決勝ソロを浴びたが、3回1失点だった。

 指揮官は「投手は合格点。バッテリーはタイミングを外していたし、自信になったと思う」と評価した。今秋は和歌山大会、近畿大会で登板が続いていたエース・平田龍輝投手(2年)が復調すれば、来春センバツは上位進出が狙える投手陣となりそうだ。

 決勝では、自慢の強力打線が沈黙した。一、二回は併殺で好機を逃した。八回無死一塁は送りバントで1死二塁としたが、クリーンアップが沈黙。高嶋監督は「今日は打つ方がね…。クリーンアップの3人のうち、1人でも打っていれば点が入っている」と悔しがった。

 右肘負傷で離脱しているプロ注目・林晃汰内野手(2年)は、来春センバツでは復帰できる見通し。さらなる強力打線で来春は頂点を狙う。

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