大阪桐蔭、2年ぶりの決勝進出 根尾16奪三振

 「秋季高校野球近畿大会・準決勝、大阪桐蔭5-0近江」(4日、シティ信金スタジアム)

 史上3校目のセンバツ連覇を目指す大阪桐蔭(大阪1位)が、近江(滋賀1位)を破り、2年ぶり5度目の決勝進出を決めた。来秋ドラフト上位候補の根尾昂内野手(2年)が、「4番・投手」で先発し、毎回の16三振を奪って完封した。

 最速148キロ右腕が圧巻の投球を見せた。この日の最速145キロの直球と、スライダーの組み立ててで、5回までに先発全員から10三振を奪取。六回は3者連続三振を奪った。

 打線は初回に6番・井阪太一内野手(2年)の適時打などで2点を先制。五回は4連打などで3点を奪った。

 大阪桐蔭は3日に近畿大会4強進出を決め、4年連続となる来春センバツ出場に当確ランプをともした。この試合の勝利で、新チーム結成から公式戦10連勝。ここまで10試合で91点を奪い、わずか6失点と、投打で圧倒的な力を見せている。

 5日の決勝は智弁和歌山(和歌山1位)と戦い、2年ぶり3度目の優勝を狙う。

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