日本ハム・斎藤佑が封印チェンジアップの再習得へ 先輩・荒木2軍新監督も期待
日本ハム・斎藤佑樹投手(29)が3日、沖縄国頭キャンプで初日から3日連続でブルペン入り。2年目の2012年シーズンで投げて以来、封印していたチェンジアップの再習得に励んだ。
「ここ2、3年はフォークを投げていたので、チェンジアップは投げていない」。2012年に武器にし5勝を挙げたシーズン以上の活躍を目指している斎藤佑。「打者を泳がせて、ゴロを打たせることができるようにしたい。より、ピッチングの幅を広げていきたい」と狙いを明かし、温暖な国頭のブルペンでチェンジアップを黙々と投げ込んだ。
今季1勝に終わり、8年目の来季に懸ける右腕は今秋季キャンプ初日から精力的に投げ込んでいる。3日で250球投じ「結構、疲れてきてますけど、ペースを落としながらやりたい。あさって(5日)入ろうかと思います」と、必至に投げ込む覚悟だ。
投球を観察した荒木新2軍監督は「このままでは終われないだろう。いいところを伸ばしていってほしい」と早実後輩の来季の復活を願うように話した。