日本ハム・ドラ7宮台に「東大卒がプロで活躍するための」虎の巻

 日本ハムからドラフト7位で指名された宮台康平投手(22)=東大=が30日、東京都内の同大学で大渕スカウト部長らから指名あいさつを受けた。東京六大学通算6勝の左腕は、東大卒がプロで活躍するための“虎の巻”を授かった。

 大渕スカウト部長が渡したのは「宮台康平君の入団にあたり」と題したパワーポイント6ページの資料。同部長は「東大、京大(の選手)は長く活躍してなかった。プロに対する考え方、生き方をまとめて、こういうふうに考えたら力を出せるんじゃないかという話をした」と説明した。

 同部長が作成する資料といえば、米大リーグ挑戦を表明していた大谷を日本ハム入団に結びつけた「大谷翔平君 夢への道しるべ」が有名。東大OBの井手や新治が活躍したのは半世紀前。京大卒の田中英は3年間未勝利でロッテから戦力外通告を受けたばかりだが、宮台は「まずは1勝。早く初勝利をあげたい」と目標を掲げた。

 同期入団となるドラフト1位の早実・清宮については「どうやったら体が大きくなるか聞きたい」と宮台。自らは「勉強のことを聞かれたら(教えられるよう)頑張ります」と笑顔で話した。

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