中日から１位指名を受けたヤマハの鈴木博志投手（２０）が２７日、浜松市内で森監督、中田スカウト部長らから指名あいさつを受けた。抑えでの活躍を志す最速１５７キロ右腕は、憧れ続ける大リーグ・レッドソックスの通算２９１セーブ右腕、クレイグ・キンブレル投手が背負い続ける背番号「４６」を熱望した。

　「目標とする選手の番号なので、４６番をつけたい気持ちがあります」

　指名あいさつを終え「ようやくドラゴンズに入るんだという実感が湧いた。身の引き締まる思い」と口元を引き締めた。竜のユニホームに袖を通す前に、一仕事が残っている。社会人野球の日本選手権（１１月２日開幕、京セラドーム）だ。まずはヤマハで背負う１４番に箔（はく）をつけておきたい。