3年ぶりV大阪桐蔭・西谷監督「最強とはおこがましいです」【一問一答】

優勝を決めた直後に選手を集めてミーティングを行う大阪桐蔭・西谷監督(右から5人目)=シティ信金スタジアム
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 「秋季高校野球大阪大会・決勝、大阪桐蔭9-2履正社」(14日、シティ信金スタジアム)

 大阪桐蔭が履正社を圧倒し、3年ぶりの優勝を果たした。大阪桐蔭・西谷浩一監督(48)の試合後の一問一答は下記の通り。

 -今年3度目の対戦となった履正社と序盤は接戦だったが、後半に突き放した。

 「後半に打てたと考えるか、前半から点を取れたんじゃないのかと考えるのか。前半にもっと離せるチャンスはあったと思いましたし、(試合直後に選手を集めて)『まだまだ技術的に足りない部分がある』と話しました。ただ、試合の後半に強いのは大阪桐蔭の伝統で、そういうチームを作ろうと言っています。今日は試合中にうまくいかない分、後半勝負にしようと言っていて、そういう試合ができたのはよかったのかな、と思います」

 -柿木が9回2失点で完投。

 「えひめ国体で(先発として)夏の甲子園チャンピオンの花咲徳栄さんとやって、これが日本一の打線だというのが分かったと思います。国体の経験が生きたと思います。柿木は夏(の甲子園で仙台育英)に負けた悔しさを含め、他の投手との経験の差が出たのかなと思います」

 -今大会は根尾を4番で使い続けた。

 「期待が高いだけに、すごいホームランも打ちますけど、チームが苦しい時に打点を挙げるような打者になってもらいたいと思っています。少しずつ成長していると思います」

 -今夏の甲子園に出場し、えひめ国体にも出場。新チームは調整時間が少なかった中で秋季大会を制した。

 「突貫工事で勝ちきるのは難題だったんですけど、選手には『勝ちきることで成長する』と言ってきました。(来春の)甲子園を考えると、ここからが勝負ですね」

 -履正社とは今春センバツ決勝、今夏の大阪大会準決勝に続いて今年3度目の対戦となった。

 「夏でチームは変わっているので、前のチームは関係ありません。でも、今年も必ず倒さないと甲子園に行けないチームだと思っています」

 -現在の2年生は最強世代と言われている。

 「周りが言っているだけで、僕の中では全然ですし、OBに失礼だと思っています。もっともっといいチームはありましたから。下の学年から経験を積んでいますけど、最強とはおこがましいです」

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