ロッテ・井口新監督「メジャーと日本のいいところを出していきたい」 就任会見で表明

就任会見で質問に笑顔で答えるロッテ・井口資仁新監督=千葉・ホテルニューオータニ幕張(撮影・開出牧)
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 プロ野球・ロッテの井口資仁新監督(42)が14日、千葉・ホテルニューオータニ幕張で監督就任会見を行った。井口監督はロッテでの現役時代と同じ背番号6番で指揮を執ることを明らかにした。

 山室晋也球団社長と共に現れた井口新監督は「チームをどう変えていくのかということで、ワクワクしている。気の引き締まる思いです」と、チーム再建に意欲。

 メジャー経験がある日本人選手が監督に就任するのは初めてで、「全てメジャーがいいというわけではなく、日本のプロ野球にもいいところがたくさんありますので、自分の経験を含めて両方のいいところを自分の色として出していきたい」と、日米のハイブリッド野球を目指す方針を表明した。

 また、現役時代に2度の盗塁王を獲得したいだてんらしく「足に関しては好不調はないので、もっともっと足を使った野球をしたい」と、機動力野球もアピールした。

 チーム強化については「チーム内の競争をもっともっと激しくしていく。キャンプでは1、2軍の枠を撤廃して、一定期間、競争させます。今年のオーダーは日替わりで出る選手が多く、なかなか固定できていない。しっかりレギュラー争いして、レギュラーを勝ち取ってもらいたい」と選手に猛ゲキ。

 山室球団社長は「あれだけの実績があるにもかかわらず謙虚で人望がある。勝ち方を知っていると思いますので、メジャー経験を生かして新しい監督像を作っていただきたい」と期待を寄せていた。

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