猛打賞坂口がヤクルト救った 球団ワースト記録更新阻止
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「ヤクルト7-5中日」(30日、神宮球場)
ヤクルトは連敗脱出とともに、球団史に残るワースト記録を阻止。主砲バレンティンを退場処分で欠いた中、坂口が3安打3打点と打線をけん引した。
同点で迎えた八回だ。1死満塁で「抜けてくれ」と左前へV打となる2点適時打。16日・広島戦以来14日ぶりの勝利に酔いしれた。
初回に中前打、4点を追う三回は先頭で中前打を放ち、山田の適時打、バレンティンの同点3ランにつなげた。1点を勝ち越された四回は、1死三塁から右犠飛で再び同点とした。
チームは94敗で、負ければ1950年の球団ワースト記録を更新する瀬戸際。「一戦一戦、全力でとにかく勝ちにつながるプレーをしたい」。燕のリードオフマンは、残り2試合も全勝する覚悟だ。