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広陵・中村 12球団OK 進路に迷いなし! 今夏聖地6発男がプロ志望届提出

 報道陣の前で、プロ野球志望届を見せる広陵・中村(撮影・田中太一)
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 今夏の甲子園大会で1大会個人最多記録を更新する6本塁打を放った広陵・中村奨成捕手(3年)が29日、広島市の同校で会見し、高野連に提出するプロ志望届に署名した。同日、日本高野連のホームページの提出者一覧に掲載された。今秋ドラフトで1位指名が予想される高校球界屈指の捕手は、地元への愛着を口にしながら、12球団OKの姿勢を示した。

 期待と不安を胸に、中村は会見に臨んだ。憧れ続けてきた世界へ挑戦する決意表明の場。手に汗を握りながら、力強い口調で言い切った。

 「プロ志望届を書いてみて、この世界でやっていけるのか不安はありますけど、書いたからには頑張ってやっていきたい。まずは1軍に上がることを目標としたいです」

 進路選択に迷いはなかった。「甲子園に出場する前から決めていた」。意志を固めて臨んだ今夏の甲子園大会では、1大会個人最多の6本塁打を放つなど、数々の歴代打撃部門の記録を塗り替えた。強打強肩の“怪物捕手”として、全国にその名をとどろかせた。

 代表入りしたU-18W杯では課題に直面した。木製バットで臨んだ同大会は25打数3安打。「木のバットで打つのは難しかったです。日本に帰ってきてから練習して打てるようになってきた。体も他の選手よりも細かったので」と痛感。現在は木製バットでの打ち込みはもちろん、体を大きくするために後輩たちと一緒にトレーニングを継続している。

 今秋ドラフト会議では1位指名も予想される高校No.1捕手。「1位候補として書いてくれているのはすごくうれしい。どこでも大丈夫です。自分を厳しく指導してくれる球団に選んでいただけると一番ありがたい」。12球団OKの姿勢を表明し、気持ちを高ぶらせた。

 広島県廿日市市出身で幼少期からの鯉党でもある。「栗原健太さんにサインをもらったことを覚えています」。小学校低学年の頃には家の近くにある2軍施設の大野寮に何度も友達と足を運び、選手たちを眺めた。物心ついた時から、常に身近にある球団がカープだった。

 会見後にプロ志望届を提出した。「きょうは29日で大安の日ということで、この日に決めました」と良縁に恵まれることを願った。注目のドラフトは10月26日。運命の時を待つ。

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